Par maintes foys

Jean Vaillant
Par maintes foys

ジャン・ヴァイヤン(14世紀後半)は、パリに音楽学校をもっていました。アルス・スブティリオール（Ars subtilior）に分類される音楽家です。Par maintes foysは3声のヴィルレ(Virelai)です。ヘミオラ（hemiola、音符の二分割と三分割を混用したり重ねたりすること）やホケトゥス（Hoquetus、短く区切られた音符を複数の上声部が急速に交互演奏する技法でその結果モザイク的に旋律が出来上がるもの）を使った複雑なリズムの曲です。